Cellプロセッサの仕様が明らかに--動作速度は4GHz超に(CNET)
次期 PlayStation の CPU に Cell が実装され、Cell 同士での分散コンピューティングを
実現させるものとして、注目を集めています。
これは、PlayStation などが休止状態にあって CPU が使われていない状態のときに
他の PlayStation が休止状態にある機器を使って、分散処理させる技術です。
ソフトウエアでは既にこの試みは行われており、もっとも有名なのは
「UD Team2ch」で天然痘遺伝子解析プロジェクトでしょう。
天然痘の解析は 2004/11/5 に終了し、現在はヒトプロテオームフォールディングプロジェクトが
行われています。興味のある方は、体験してみるのもいいでしょう。
UD-Team2chWiki
http://ud-team2ch.net/index.php
Cell はこれをハードウエアレベルで実現するものですが、その仕様の一部が
International Solid-State Circuits Conference(ISSCC)で明らかにされた。
IBMの64ビットPowerプロセッサが1基と相乗演算処理装置が8基が Cell に搭載されるようだ。
動作速度の具体的な数字は明らかになってないが、4GHz を超えるとのこと。
ちなみに1次キャッシュは 2.5MB を搭載している。
いや〜、これまたコンパクトですねぇ。
CPU が熱すぎるから携帯には載せられないとか。残念。
これ、単価いくらになっちゃうんでしょうかねぇ〜(笑