WiiとNintendo DSのアキレス腱(XWIN IIさん)
9/4 から 2日間 台場で行われたマイクロソフトのゲーム開発者向けカンファレンス
「Gamfest Japan 2008」の 2日目のカプコン竹内潤氏による講演
「海外戦略に向けた販売体制の構築」で興味深いデータが提示されたようだ。
世の中、Wii とか NDS とかが売れているけど「任天堂」が出すゲームは売れるけど
「3rdパーティ」が出すゲームは全然売れてないんだよ、というのだ。
まぁ、確かに売れているタイトルを考えればそんな気もする(笑
数字になって出てくると際立ちますなぁ〜。
データの出典元は「NPD Group」となっている。
この会社は世界各国で様々な消費者パネル調査や小売店パネル調査を
実施しているマーケティングリサーチ会社のようだ。
データは 日本・米国・英国 の3カ国のデータが使われている模様。
日本はエンターブレインが調査を実施しているようだ。
このデータ調査は非公開なのかな・・・集計時期は不明。
Wii の 3rdパーティ発売総本数 159本 売上本数は全体の 26.33% 売上金額は全体の 22.75%
NDS の 3rdパーティ発売総本数 48,186本 売上本数は全体の 49.10% 売上金額は全体の 42.91%
NDS は任天堂が出しているタイトルが 133本 だが、この133本だけで
全体の売上の約50%を占めているということかな?
Wii に至っては任天堂タイトル 25本 だけど、全体の売上が 約80% まで到達するという。
任天堂のタイトルは強すぎですねぇ。。。パイは大きいけど、売れるわけじゃないってことか。
PSP の SCEタイトルのやる気のなさが凄すぎて噴いた。
なんだ、総タイトル84本 のうち 数総売上本数 735本ってwww
PS3 が意外に健闘しているのはちょっと意外だった。
PS2 が売れているのは長いことスタンダード機だったし、当然かな。
Xbox360 は相変わらずな感じ。
来年あたりに「2008年度調査」とかした結果とか見てみたいですね。
面白いデータなので興味ある方は是非。
P.S
調べ途中で確証もないけど、元調査データってフィナンシャル・タイムズ紙で2007年9月12日に
発表した NDS Group の調査結果が元になってますかね。
データは 2007年6月 時点のものっぽいけど、元データが発見できず。
Nintendo’s Wii takes console lead(フィナンシャル・タイムズ)
http://www.ft.com/cms/s/0/51df0c84-6154-11dc-bf25-0000779fd2ac.html?nclick_check=1