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科学実習の教材をうっかり機内に忘れる → 空港が一時閉鎖(/.J)

ヒューストン在住の学生がカンザスシティーで開催されたカンファレンスで使用した
科学実習の教材を帰りの飛行機内に手荷物で持ち込んだものを忘れてしまった。
その教材が不審物として、テキサス州ダラス・ラブフィールド空港が一時閉鎖される
騒ぎとなったということだそうで。


これを見ると国内便での騒ぎなのかな?手荷物検査でも聞かれそうな気がしますけど。
知らない人から見たら不審な機械と思われても仕方がないですな。
海外に持っていく場合だと、色々と手続きがめんどいです。


私も対個人の方で海外の拠点ネットワーク接続をヤマハRTX1000を輸出してやることになりまして。
当然、メーカーはサポート・保証は一切しないことを承知の上ですがね。
ヤマハさんのFAQにも記載されています。


RTシリーズは、海外で使えますか?
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Intro/oversea.html


大体、どこのメーカーを使っても同じだと思いますが
ネットワーク機器は輸出規制対象になっています。


RTシリーズ取扱説明書 -ソフトウエアライセンス契約-
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual.html

6. 外国為替法及び外国貿易法による規制
本ソフトウェアは、「外国為替及び外国貿易法第25条第1項」
に基づいて規制される技術( 役務) に該当します。このため、本
ソフトウェア、及び本ソフトウェアをインストールした本製品
の日本国外への持ち出しには、日本政府による輸出許可が必要
となる場合があります。また、本ソフトウェアの、日本国内に
住所を持たない人への提供にも、日本政府による許可が必要と
なる場合があります。



日本で海外に輸出しようとする場合「リスト規制」「キャッチオール規制」に入るかどうかで扱いが変わります。


キャッチオール規制とは
http://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A6%8F%E5%88%B6

輸出に当たり、製品、材料、技術(設計図、ノウハウなど)が相手国によって大量破壊兵器(WMD)や
ミサイルの開発、生産に利用される可能性がある場合に、貿易管理を担当する政府機関(日本は経済産業省)に
輸出許可の申請を行う制度。



つまるところ、通常兵器・大量破壊兵器などに利用されないかどうか
確認するための処置だと思えばよいです。
役所に申請が必要かどうかも、要件により変わりますが
私の場合はこんな感じ。


外国為替及び外国貿易法の規制製品である
・キャッチオール規制の客観要件からは外れる(武器利用ではない)
・キャッチオール規制ホワイトリスト国に向けての出荷である


フローチャート的にはこちらに記載されているのが多分、分かりやすい。


申請手続き(安全保障貿易管理/経済産業省)
http://www.meti.go.jp/policy/anpo/apply01.html


役所に個別申請は必要ないのですが、通関への証明として「非該当証明書」を用意した方がよい。
通関職員が品物を見ても、規制品に該当するかどうか分からず通関手続きに時間がかかることもありますので。


製品が「非該当」に当たるかどうかはメーカーにしか分かりません。
RTX1000の場合はヤマハサポートに連絡をして「非該当証明書」が欲しい旨、連絡する必要があります。
連絡後、ヤマハから申請書が送られてきます。


・送付する機器のシリアル番号
・送る人は誰か
・受取人は誰か
・何の目的に使うのか
・発送日はいつか


記入して送付後、ヤマハから「非該当証明書」が郵送で1〜2週間後に送られてきます。
航空便の invoice と一緒に証明書を入れておけば、問題なく通関できると思います。
ちなみに手続き料金は無料でやってもらえました。ありがとうございます。


さらに雑記ですが、RTX1000のハードウエア仕様では「電源電圧 AC100V,50/60Hz」となっています。
送り先の海外では 200V だったんですが、現地の方が中を開けてみたら 200V でも使えるものが
搭載されていたとのこと。とりあえず、そのままでも問題なく使えました。


パソコン周りとかを輸出する場合、色々とぶつかるので皆さんも御注意をば。