東芝、垂直磁化HDD発売へ(/.J)
世界初、垂直磁化方式のHDDがついに商品化。
ノート等で採用されている 2.5インチ よりもさらに小さい 1.8インチ の 40GB と 80GB が発売されるようです。
「垂直磁気記録方式」は、面記録密度の向上を目的に 1975年 に東北大学で
提案されていたものである。その後、日立製作所と超先端電子技術開発機構(ASET)にて、
東北大学電気通信研究所と秋田県高度技術研究所(AIT)の指導を得て、2000年に
面記録密度 52.5Gb/平方インチ の開発に成功したと発表がなされています。
今回、東芝が商品化を発表した面記録密度 133Gb/平方インチはこれを大きく上回るものになる。
まさに、30年越しの技術がいよいよ商品化されるということで、これでストレージ周りが
更なる大容量化に向けて突き進む可能性が出てきたことになりますな。
東芝は、0.85インチ 磁気ディスク装置にも採用したいと言っていることから
より小型で大容量のHDDが発売される可能性が高いですね。
デスクトップ型の標準である 3.5インチ にもこの技術が採用されると、一気にテラバイトまで
突き進む可能性もあるわけで、夢が広がりますな(笑
値段が結構高そうではあるけど・・・
「関連リンク」
垂直磁気記録方式を採用した磁気ディスク装置の世界初の商品化について(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_12/pr_j1401.htm
垂直磁気記録方式(マルチメディア/インターネット事典)
http://www.jiten.com/dicmi/docs/k13/17785.htm
日立、垂直磁気記録方式を実用化 - 面記録密度52.5Gb/inch2の大容量を実現(PCWEB)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/04/06/11.html