韓国MMORPG「Blade&Soul」 第1次クローズドベータテスト 参加レポート
韓国NCsoft が開発・運営する最新アクション型MMORPG「ブレード & ソウル(韓国語名:블레이드 & 소울)」の
第1次クローズドベータテストが 2011/05/02 02:00 に終了しました。
私は予備当選者でしたが無事、プレイすることが出来ましたのでスクリーンショットと動画で
簡単にレビューしたいと思います。
Blade&Soul の日本語サイトでは「(む)ぶろぐ」様がよく纏めておりますので
そちらも参考にするとよいでしょう。
(む)ぶろぐ - Blade&Soul攻略情報サイト
http://bns.mutukina.net/
インストールが終われば、韓国では恒例の NCランチャー が起動します。
今回はクローズドベータテストなので、Blade&Soulしか表示されていません。
ここまでは順調だったんですが、ここから起動するまで実に3時間かかっています。
起動した後にブルースクリーンが出やがりますのです。
STOP: 0x00000122 WHEA_INTERNAL_ERROR (122) なのと、3Dが動き出す所の画面なので
十中八九、ビデオドライバ周りなんだろうけど・・・ここまで悩んだのは久々だ。
ちなみに環境は以下の通り。
OS: Windows 7 x64
Video: ATI Radeon HD5970
Driver: CCC 11.4
どうにもこうにも動かないので結局、32bit OS で動かしました。
TERA は 32bit で動かすとメモリ使用量が酷くて(っていうかメモリリーク?w) 64bitじゃないと
動作がきつかったりもするんですが、こっちは逆なんですね・・・私だけか(笑
さすが推奨環境がロースペックなだけあって、グラフィック高画質フルオプション余裕ですね。
ログイン画面。韓国版ならランチャーから ID/PASS が渡されるんだけど、まだできてない模様。
日本版はリネージュ2と同じようにWeb経由じゃなく、直接起動出来るようにするのかな。
■種族と職業
男性は「진(ジン/JIN)」「곤(ゴン/GON)」「린(リン/LYN)」の3種族。女性と比べて1種族少ない。
女性は「진(ジン/JIN)」「곤(ゴン/GON)」「린(リン/LYN)」「건(クン/KUN)」の4種族。
2段目にあるのが選択できる職業になる。
職業は「검사(剣士)」「권사(拳士)」「역사(力士)」「기공사(気功士)」となっているが
種族によって選べる職業が決まっている点に注意されたい。
この場合、日本でも人気が高い「リン」は「気功士」しか選べない。
今後のバージョンでどう変わるか次第だが、現時点ではそういう仕様となっているので要チェックだ。
■髪形などはプリセットの中から選択
現時点では髪形などは自由に選ばせてくれなかった。
プリセットの中からどれかを選ぶ形である。
上記の SS は リン でも背が高いのがいるんだな、と思って思わず撮ってしまった(笑
リン = チビキャラ というイメージがあったので、微妙にギャップを感じた。
■今回のマイキャラ
上記ではお話ししたように、大してプレイできる時間がなかった。
何とか Lv14 まで( CBT1 では MAX Lv20 )やったが、スキルの割り振りが出来るのは
Lv15 からなので、まだ序盤を脱していない感じのようだ。
私は「拳士」がやってみたかったので、「ジン - 拳士 - 女」という選択になった。
他のキャラをプレイしている余裕は無かったので、この子のお話で進めます。
■実装されている服装
服無し状態。下着のみとなっている。後ろは取り忘れました。
初期服
クエストでくれる服装アイテム。
PvPするときに使用する「道着」というシステム。
上記は「自警団」というLv11前後で入手できるもの。Lv16で「虫角団」の服装がもらえるらしい。
着用している時のみ、他色の道着着用者に対して PvP が可能。
そっかぁ・・・これ PvP用の服装だったのか・・・残念だ(笑
Blade&Soul では防御力を持った「防具」は存在しません。(アクセサリは別)
防具 = 見た目装備だと思ってください。自分の能力は「宝具システム」や「修練システム」で補います。
法具システムは後程、軽く解説します。修練システムは Lv15以降の機能なので知りません。
「拳士」の構えを服装を変えて並べてみました(笑
なかなか様になってていいんじゃないでしょうか。
■宝具システム
8角の形をした入れ物に、8等分したピザのピースを集めてきて突っ込みます。
セット装備なので、数が揃えば揃うほど高い効果を発揮します。
8個のピースが揃うと、上のSSのように体からオーラが出るようになります。
ピースにも「装備レベル」が設定されていますので、良いピースを低レベルに付けることはできません。
ピースも合成を使って強化することが可能です。
■武器の強化
装備する武器に「スロット」が空いていれば、強化石を入れることが可能です。
強化石を入れるのに特別な道具や場所はありません。簡単に差せます。
但し、一度差した強化石は外すことは出ません。
「鍛える」強化(+1とか)は店自体がありませんでした。未実装?かな。
■クエストとマップ
クエストがある場合・クエスト報告がある場合はマップ上に矢印などが表示されます。
マップに色分けされてる場所は「赤 = 討伐エストモンスターがいる場所」「青 = 採集クエストがある場所」を示しています。
マップ上に非常にわかりやすく表示されており、迷わないように配慮がされています。
注意点としては「メインクエスト(黄色)」は最優先で進めておくこと。
メインクエストが進まないと「サブクエスト(青)」が出てきません。
討伐や採集以外にも、何かを運んだりするクエストも存在します。
■村
村はあちこちに点在してますが、メインクエストを進めていえば、各所を回るようにルートが組まれています。
大規模な町というのは見てないかな。まだ未実装なのかもしれない。
街中には基本的に「雑貨屋」「武器屋」ぐらいの実装しかありません。
服屋みたいなのもありますが、店が買わせる気ありません。
店員の「買えるものなら買ってみやがれ」というふうに見えてムカつきます。買えるかぁ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ちなみに1つのクエストでもらえるのは「銅貨 70枚」程度と、お金はかなり厳しめになっています。
お金は「銅貨 100枚 = 銀貨 1枚」「銀貨 100枚 = 金貨 1枚」となっています。
■マップ上の境界線
マップは区切りのある場所に境界線マーカーが置いてあります。
ある程度、境界間はシームレスに動きますが「Now Loading」が出ることもあります。
特に重要なのが「紫色=インスタンスダンジョン」となっています。
ほぼ、洞窟の場所がインスタンスダンジョンとなっています。
ダンジョン内にいる限り、一度モンスターを倒せば再登場しません。
全員がインスタンスダンジョンを退場した場合、モンスターが再生成されます。
キャラが死んだ(瀕死ではない)場合、村の復活ゾーンではなくダンジョン入場後口へ戻されます。
ダンジョンから強制的に追い出されはしないので、そのまま回復して継続戦闘が可能です。
■キャラクターの瀕死と死亡の扱いについて
Blade&Soul 特有のシステムとして、戦って倒された場合でも「死亡」ではなく「瀕死」となります。
瀕死の場合、這って安全な場所(80秒以内)へ移動し「運気調息」を実行します。
這っている間は敵からの攻撃は受けません。
「運気調息」とは、一定時間(40秒)周りの気を集めて HP を回復する技のことです。
40秒間、敵の攻撃を受けなければ HP 70% でその場復活が可能です。
攻撃された場合は「死亡」となり村へ送還となります。
もちろん「運気調息」を実行せずに村へ帰ることもできます。
一応、動画も撮ってあるので下記からどうぞ
結構、ラグがきついのよね・・・ボタン連打してます
ちなみにデスペナルティは無いっぽいです。
蛇足ですが、マウントポジションでよく敵にアタックしている動画も多いですがあれは敵も使用してきます。
上の死んだのも、やっつけるか迷ってたんだけどカウンターで死んでます。
こんな感じです。
これ、技で解除する方法ってあるのかな・・・
組まれた後に何かで解除できそうな気がするんだよねぇ・・・
まぁ、あんまりダメージは高くないからいいんですけど。
戦闘についてですが「オートターゲットシステム」があるので、戦闘中に不用意にマウスを動かさなければ
アタックした敵に対して自動でターゲットし続ける。戦ってみた限り、敵をうまく重ねても両方にダメージが入ることはない。
気功士みたいに範囲魔法がある場合においては2体同時攻撃も可能だろう。
ソロプレイでは、敵に2体絡まれた時点で戦闘がかなり厳しい設定となっている。3体なら退散した方がよい。
「毒」などの一部の効果は重ねてかけることが出来る。
敵が毒攻撃を持っているのが多いのですが、毒の効果時間15秒の間に
同じ攻撃を食らうと「毒2」となってダメージ量が増えます。MAX は 3 までだった。
■水中や落下について
Blade&Soul では、水中で泳ぐことが出来ますが、潜水することはできません。
また、海辺から沖へ行くと「溺れた」扱いで「即死」します。
落下についてもダメージがあり HP 0 で「即死」扱いとなります。
滑空やダッシュがかなり爽快感があるので、海辺でやったら死にました(笑
死に動画ではないですが、こんな感じになります。
皆さんもきっとやりたくなるはずです(笑
とりあえず、CBT1 で行ける場所まで行ってきました
これ・・・向こうの橋吊り上っているのはいいんだけど向きがおかしくないか?(笑
懸命にジャンプしてみましたが見えない壁に阻まれました。残念。
■プレイしていい点と思ったところ(拳士視点)
・ダッシュ周りと滑空は爽快感があっていい。移動がそんなに苦にならない。
大きい移動はポータルから軽功での移動が実装されるんだったっけ?
・一応、アクションはしている
・チュートリアル〜メインクエの流れまで、サブクエを進めれば適切なレベルと
適切な時間で行けるようになっている
・ソロプレイの実装が殆どみたいだが、インスタンスダンジョンも含めてソロで行けるのは高評価
・Unrealエンジンなので、軽負荷でそこそこ綺麗
・当たり判定が前面と背面に分かれている(敵も自キャラも)。ダメージ量が変わるかは未確認。
■プレイして駄目だと思った点
・韓国ユーザでも報告が上がっているが、ラグがやっぱりキツイ
改善しないと敵の攻撃がガードできない
・攻撃アクションについて、1つ1つの動作が遅く感じる。
繋がってはいるんだけど綺麗に繋がってない感じ。
・TERA よりマシかもだけど、モンスターとモンスターAIが使いまわしすぎだ
・キャラのポリゴン嵌りはやっぱり多いね。報告で修正されていくだろう
・武器/防具/宝具アイテムが装備したアイテムも含めて、全てインベントリ管理(かばん)は勘弁
どうやっても数が足りなさすぎます。スロットを分けるか装備品は別扱いしてほしい。
・「運気調息」ってどうなんだろ。これにペナルティ付くと使わなくなっちゃうけどさ。
ポーション/食糧が高いんで使う気になれないので、安全なところまで敵を引っ張って自殺して
40秒 運気調息(HP 70%回復) したほうが HP自然回復より楽なんだよね。村ワープだと HP 100% だし。
韓国の CBT は本当に作り途中の CBT なので、今回の CBT1 では「一通り動きます」ということを
お披露目したということかな。生産システムとか上位レベルが乗っかってきてどうなるかだなぁ。
上位がパーティクエに固まるのだけは御勘弁願いたいところだ。
パーティプレイはやってません。出来る状況にもなかったし。
Blade&Soul は「4人」までらしいので、これが編成にどう影響するのかなぁ〜
どっかのタイミングでパーティプレイはやってみたいところだ。
んん〜、よい製品になるといいですなぁ〜
次回の CBT2 は 2011年8月 を予定しているみたいですね。
■おまけ1(環境設定SS)
今回の環境設定画面をSS撮っておきました。資料として置いておきます。
どなたかが訳してくれることを期待しています(ぇ
あ、訳したら是非、私にもひとつ・・・(ぇぇぇ
■おまけ2(ローディング画面)