ガラホ携帯「DIGNO ケータイ2(701KC)」に SbmApnGetter をインストールする
【注意事項】
この記事は執筆時点での情報です。常に情報が変わるため
ここに記載している情報は通用しない可能性があります。
そのため、最新の情報を参照するようにしてください。
また、本操作を実行することにより発生した問題は一切、関知しません。
自己責任で実行するようお願いします。
ソフトバンクは、Android 4G(LTE)を使用する際、契約した携帯電話番号固有の
「国際移動体装置識別番号(IMEI)」を使用してアクセスポイント(APN)の制限を
行い、契約した携帯電話機以外からのアクセスを遮断する処置をとっています。
※ソフトバンクのiPhone系では、これらの制限は無いらしいですが
私は契約を持ってないので不明です
よく検索などで「APN一覧」などがあります。
ソフトバンクでは「plus.4g」とか「jpspir」とかの名前でありますが
今は「fourgsmartphone」というAPN名となっています。
ここで使用されるユーザ名・パスワードは、IMEI や SIM番号 を
使用したユーザ固有のものになっており、以前のように共通の
ユーザ名・パスワードでは認証も行うことができません。
もし、「手持ちのSIMフリースマホ」を「ソフトバンクの契約」で使用したい場合
次の壁を突破する必要があります。
■簡単な方法
・ソフトバンクショップへ行って「SIMフリースマホ用」の SIM へ交換する
※利用する端末のIMEIを登録するため、ショップへ自分の端末を持ち込む必要がある
※SIMフリー用 の SIM が大きい店舗(銀座や六本木)でないと取り扱いがない
(取り寄せは時間がかかる)
※契約上、適用されてた割引が除外される場合がある
※USIM交換手数料が3,000円かかる
■手間がかかる方法
・「SbmApnGetter」などを使用して、fourgsmartphoneで使っている
自分のID・パスワードが取得可能なこと
・手持ちの SIMフリースマホ に対して「IMEIの書き換え」が行えること
「手間のかかる方法」についてはかなりの難易度になるため、多少、お金がかかっても
簡単な方法で実施することをお勧めします。
【追記】
ossi さんより、SbmApnGetterについて詳細のコメントでいただきました。
私も勘違いしてました。ありがとうございますm(_ _)m
みなさん勘違いされているようですが、SbmApnGetterは、SIMに記録された電話番号・IMSI・ICCIDと端末のIMEIを基にIDとPASSを生成しますので、SB純正の端末でなくてもSB端末と同じIDとPASSが生成できます。
自分が所有するソフトバンク携帯のIMEIで書き換えた端末さえあれば、その端末に
SbmApnGetterを入れることで自身が使用する専用の ID と パスワード が判明します。
【追記ここまで】
今回は、ガラホ携帯である「DIGNO ケータイ2(701KC)」を使って「SbmApnGetter」を
インストールする方法をメモしておこう。
今年、今使っているソフトバンク 格安かけ放題が3年満了。
— MYU@FF14 CHOCOBO鯖 (@myu10) 2019年2月1日
このタイミングで見落としてた「新規契約で月月割 が1月末で廃止」と聞いて、特急でMNP弾使って契約してきた。
開通処理は31日で何とか終わって、ギリギリすぎて心臓に悪かった。
とりあえず、これであと3年戦える。 pic.twitter.com/PsiOSPZEXr
ガラケー型スマートフォンは、USBやSDカードなどでインストールパッケージを
インストールすることができません。
また、このガラホ携帯では「Buletoothでのファイル転送」を使った
インストールも使えなくなっています。
でも、ガラケー型とはいえ、OS自体は Android 5 を使用しているので開発ツールを使えばいけます。
その為、「ADB install」コマンドを使用したAPKパッケージインストールが有効です。
■「DIGNO ケータイ2」にソフトウエア(APK)をインストールする方法
1. 自分のパソコンに Android Debug Bridge(ADB) 実行環境を用意する
Android Tips:最も簡単なADB環境の作り方(カスタム研究所さん)
https://clab.tokyo/archives/3557
2. 開発者向けオプションを有効にする
[設定] => [端末情報] => [ビルド番号] を連打する
[設定] => [その他の設定] => [開発者向けオプション] => [USBデバッグ] を有効にする
3. 提供元不明のアプリを有効にする
[設定] => [ロック・セキュリティ] => [セキュリティ] => [提供元不明のアプリ] を有効にする
4. SbmApnGetter をダウンロードする
SbmApnGetter(LittleAppsさん)
http://littleapps.hateblo.jp/entry/2014/01/26/234149
ファイルがダウンロードできなくなっているが、コメント欄を見ると幸せになれます。
※リンク張ると直リンクになっちゃうので、ここでは張りません
5. 「DIGNO ケータイ2」をパソコンに繋いで、携帯に出た USBデバッグ のポップアップを「許可」にする
6. SbmApnGetter.apk を C:\ に入れて、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行する
C:\>adb install c:\SbmApnGetter.apk
3036 KB/s (271080 bytes in 0.087s)
pkg: /data/local/tmp/SbmApnGetter.apk
Success
7. 「DIGNO ケータイ2」のキーパッド「Ⅲ」を押して、リストから「SbmApnGetter」を選択する
8. 「DIGNO ケータイ2」のキーパッド「Ⅲ」を押して画面に出ている「Generate !」を押す
「ID」「パスワード」「IMEI」の項目をメモする
これで、必要最小限の情報は入手できたと思います。
次の記事では、「Xiaomi Mi 6X(A2)」を使った IMEI の書き換えをやってみたいと思います。
■次記事
myu10.hatenadiary.jp