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IBM社製 WebSphere Application Server の構築メモ

お仕事的に Windows x86版WAS を触る機会がありまして。
使ったバージョンが 6.1 なんですが、現行バージョン(Ver.8.0)と比べても古いので
最新でも通用するかわからない。でも、大体通じるかもしれないので確認方法とか
バックアップとかメモ書きしておこうかと思います。


■現在の利用バージョン確認
\binに移動して「versioninfo.bat」コマンドを実行する
※デフォルトでは C:\Program Files\WebSphere\AppServer\bin\ にある
対応FixPackは「32-bit x86 AMD/Intel AppServer」をダウンロード

C:\Program Files\WebSphere\AppServer\bin\versioninfo.bat


インストール済み製品

                                                                                                                                            • -

名前 IBM WebSphere Application Server - Express
バージョン 6.1.0.15
ID EXPRESS
ビルド・レベル cf150808.12
ビルド日 2/28/08


〜 略 〜



■各インストールソフトのバージョン確認
IBM HTTP Server(IHS)
コマンドプロンプトで [IHS_ROOT]\bin ディレクトリに移動し後、apache.exe -v を実行
※デフォルトでは C:\Program Files\IBM HTTP Server\bin にある
対応FixPackは「32-bit x86 AMD/Intel IBM HTTP Server」をダウンロード


・Plugin
コマンドプロンプトで [Plugin_Root]\bin ディレクトリに移動後、versionInfo.batを実行
※デフォルトでは C:\Program Files\IBM HTTP Server\Plugins\bin にある
対応FixPackは「32-bit x86 AMD/Intel Plug-ins」をダウンロード


Java
コマンドプロンプトにて [WAS_ROOT]\java\bin ディレクトリに移動後、java.exe -versionを実行
※デフォルトでは C:\Program Files\IBM\WebSphere\Appserver\java\bin にある
対応FixPackは「32-bit x86 AMD/Intel Java SDK」をダウンロード


■アップデートパッチ(Fix Pack)の場所とアップデート方法
現時点での最新パッチは下記の場所にある


6.1.0.41: WebSphere Application Server V6.1 Fix Pack 41
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24031034
WebSphere Application Server V6.1 修正パッケージ(Fix Pack) 適用ガイド (PDFファイル)
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/websphere.nsf/499721c3388537bd49256b1a001aab28/4925722f004f029049257398002af4f1/$FILE/V6.1-FP-InstGuide_v1.1.pdf


■WASのバックアップ
方法が3つほどあって、リストアも方法が違うようです。
「backupConfigコマンド」
「manageprofiles.sh(bat) –backupProfileコマンド」
ディレクトリー配下」ファイルを手動バックアップ
のデフォルトは C:\Program Files\WebSphere\AppServer\profiles


manageprofiles.sh を使った方が丸ごと取れる。
ただし、相当時間がかかる(私の場合1時間くらい)ので注意。


WebSphere Application Server V6.1 管理ガイド 第2部 第1章 システム運用 1-4 バックアップ、リストア(P.52)
http://public.dhe.ibm.com/software/dw/jp/websphere/was/was61_adminguide/v61guide_21_sysope.pdf


★実行コマンド
manageprofiles.bat -listProfiles
manageprofiles.bat -backupProfile -profileName [profile_name] -backupFile [backupFile_name]
※C:\Program Files\WebSphere\AppServer\bin にある
※実行サーバのWASプロセスは停止する必要がある。コマンド実行したら停止プロセスが走ったような気がする。


■WASのリストア
バックアップした方法毎に違うので、マニュアルも確認すること。
「restoreConfigコマンド」
「manageprofiles.sh(bat) –restoreProfileコマンド」
ディレクトリー配下」ファイルを手動上書きコピー


★実行コマンド
manageprofiles.bat -listProfiles
manageprofiles.bat -restoreProfile -backupFile [backupFile_name]


■WASサーバのホスト名・IPアドレスを変更する際の注意
WASサーバのホスト名を変えた場合、WAS構成情報にもホスト名が
含まれるので変更が必要です。IPアドレスの場合は基本的に変更の必要が無い。
ただ、構成情報に「ホスト名」じゃなく「IPアドレス」を入れた場合は変更がいる。


★ホスト名の変更方法
WebSphere Application Server バージョン 6.1 管理アーキテクチャーのセットアップ 「ホスト名の変更」
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.websphere.base.doc%2Finfo%2Faes%2Fae%2Ftagt_hostname.html


WASの仮想ホストのエイリアス名にホスト名を指定している場合は、新しいホスト名に変更します。
変更する場所は、管理コンソールから以下の画面に遷移します。


「環境」--->「仮想ホスト」--->「仮想ホスト名」--->「ホスト別名」


これらの手順を実行してもホスト名を元に作成した「セル名」や「ノード名」は変更できない。
変更したい場合はホスト名変更後にプロファイル再作成をしないといけない。


■WASサーバ ホスト名の確認
設定したホスト名は serverindex.xml ファイルから確認することが可能。


/profiles/[プロファイル名]/config/cells/[セル名]/nodes/[ノード名]/serverindex.xml
は C:\Program Files\WebSphere\AppServer\ がデフォルト


xmlファイルの中に記載されている「hostName=」を参照するとよい