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ASUS製 Eee Slate B121 Home Premium Model 購入レポート その2

「前記事」
ASUS製 Eee Slate B121 Home Premium Model 購入レポート その1
http://d.hatena.ne.jp/myu10/20120413#1334249362


前記事でもコメントを頂きました「HDD交換後の速度計測」と「SDカードの速度計測」を
やって欲しいといただきました。私もコメントしましたが丁度、メーカー修理に出していたので
戻ってきたら実施することにしていました。というわけで、手元に戻ってきました。





なんで修理出したかというと2chのスレでも話題になっている製品不具合
「一定の過負荷を与えると CPUクロックが 667MHz に固定され、再起動まで固定されたまま元に戻らない」
この現象にクレームをつけるべく、サポートに修理を出していました。
電話でサポートとも話しましたがこんな内容でした。


私「一定の過負荷を与えると CPUクロックが 667MHz に固定されちゃうんですが」
サポ「それは製品の仕様です」
私「Intel Turbo Boost Technology が悪さしているように見えますが、CPUに問題があるのでは」
サポ「いや、Intel側の仕様ではなくASUS側の仕様となっています」
私「え? Intel側の問題ではなく、ASUS側の問題なの?」
サポ「その通りです」
私「Intelの仕様に従ってないのに、ASUSの仕様で問題になっているのなら製品不具合ではないの?」
サポ「いや、これはASUSの仕様です」
私「仕様というからには Web などのページで告知しているんですよね?該当するページを教えてください」
サポ「該当する公開情報はありません」
私「告知されていない仕様に対して、ユーザーは知るすべがないのですがどうなっているんですか」
サポ「申し訳ございません」
私「告知されていない仕様で極度の速度低下が発生するなら、製品を返品されても仕方ないですよね。返品対応はどうなのか」
サポ「返品は受け付けておりません」
私「Intel Turbo Boost Technology の機能をOFFにすることはできないのか」
サポ「現状、OFFにすることができません」
私「ASUS側の仕様での問題なら、どの点が仕様になっているか技術的に報告してほしい」
サポ「検討します」


こんな問答が繰り返されて電話を切ったんですが、その後、電話もなにもなく製品が「問題なし」で
いきなり返送されてきました。ASUS のサポートはマヂクソだな・・・


この不具合は発売当初から出ているようです。
まぁ、私も知ってて買っているわけですが、発生するとムカツクものです(笑
あとで知りましたが、この製品不具合については以下の方法で回避できます。


■対処方法
ThrottleStopというソフトウエアを導入し「BD PROCHOT」のチェックを「OFF」にする


これはシステムに負荷がかかった時に CPU や チップセット の損傷を防止するための安全機能です。
CPU の温度上昇に温度制御回路が反応するとCPUが「PROCHOT#」信号を発し、クロックを強制的に下げたりする。
この機能自体を強制的に停止させてしまうものとなります。


温度が下がってクロックが元に戻ればいいのですが、これが元に戻らずに固定となるのがASUSの「仕様」らしい。
BIOS 周りに問題があるような気もするが、現状ではどうにもならないので
「BD PROCHOT Disable」にするのがよいと思います。


さて、上記の対策をして快調にぶん回せる(ぇ)ことが出来るようになってので
私の手持ちにある初音ミクさんの激重動画を再生させて検証してみました。





動画スペックは 1280 x 720 / 60fps で 10Mbps です。
niconico に上がっている動画の2〜3倍重たい動画です。


CPUは「Inetl Core i5-470UM 1.33GHz (超低電圧)」を搭載しており
グラフィックは CPU に統合された「Intel HD Graphics」を利用している。
この CPU は第1世代型といわれている。


CPU に内蔵されている GPU とはいえ、性能面でみると厳しいようにみえる。
少なくとも GPU の再生支援機能を ON にするとラグがきつい。
再生フレーム 4750 廃棄フレーム 4740 と半分のフレームを捨てている。
これでは使い物にならない。





CPU はそこそこ性能が高いものが付いてはいるので、GPUの再生支援機能を OFF にして試してみました。
再生フレーム 9317 廃棄フレーム 158 と再生には問題ない程度となった。
CPU負荷的にも、そこまで重たくない感じで推移している。
この機種では GPU の 再生支援機能 は OFF にしたほうがよさそうだ。





そこで、1080p まで引き上げて再生するとどうなるか確認した。
さすがに 再生支援機能OFF では CPU が 100% 張り付き状態になった。
再生フレーム 7302 廃棄フレーム 2355 となっている。
このマシンで FullHD を見るメリットはあまりないが、検証はこうなったということで。





Windows 7 に標準でついているパフォーマンス測定ツールでの測定結果です。
ハードディスク と 無線LAN は前回の記事の通り、変更済みとなっている。
どうやってもグラフィックが足を引っ張るのだが、それ以外は割と良いスコアが出ている。





Memoright製「MS-701シリーズ」で公称転送速度リード550MB/s、ライト500MB/sのスペックを誇る
最新miniSATA SSD を使っております。私のは 240GBモデル(MRMAD4B240GCCM2C00) です。


数値の通り、性能は半分程度しか発揮されていない。
これは基盤が SATA 6Gbps に対応していないので性能が出ていないのだろう。
それでも十分なスピードが出ているので、製品としては悪くないだろう。
ただ、お高い製品であるので、もっと安価な製品でもいい気がします。


SDカードについてはデータを取り忘れたので後程、掲載したいと思います。
前も PSO2ベンチ も走らせたのですが、667Hz病のせいで正確な測定ができてないので
晴れて直ったことを記念して、あとでやってみようと思います。


「次記事」
ASUS製 Eee Slate B121 Home Premium Model 購入レポート その3
http://d.hatena.ne.jp/myu10/20120510#1336578588