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あかべぇそふとつぅ「G線上の魔王」ゲームレビュー(18歳未満購入禁止)

エロゲは色々とプレイすることが多かったりしますが、なかなか最後までやりきれないか
2週目をやることなく1週目で終了するパターンが残念ながら多かったりします。


日記にもエロゲ系のレビューはあまり書かないのですが、今回は「完全攻略」ということで
ゲームをしてみての感想なんかを書きたいと思います。


G線上の魔王 デモムービー



G線上の魔王 初回超重量特典版

G線上の魔王 初回超重量特典版



G線上の魔王 〜 Story 〜 (公式HP)
http://www.akabeesoft2.com/g_sen/story.html

――命をかけた、純愛――


真冬。粉雪の舞う大都市に“魔王”が出没した。
望みは、無論、人間社会の崩壊である。


主人公・浅井京介は、学園に通うかたわら、養父のビジネスを手伝って、存外な大金を動かしていた。
倣岸な養父に影響を受けた彼は、才能を余すところなく発揮して、ついには有名企業のブレインとしての顔を持つようになっていた。
けれど、彼は普段はクラシックを愛するひょうきんで明るい青年である。
クラスメイトの椿姫と義理の妹の花音、親友の栄一に囲まれながら、楽しい学園生活を送っている。


そんな京介の平凡な日常にも、危機が迫っていた。
花音の出場するフィギュアスケートの全国大会が脅迫され、椿姫はずっと守ってきた家から立ち退きを迫られる。
学園は謎の集団が人質を取って立て篭り、市内でも富裕層の子供たちが次々と失踪していく。
一連の事件はすべて、地下都市を根城とする“魔王”の仕業だという。


そんなとき、一人の少女が訪ねてくる。
少女は、正体不明の“魔王”をあぶりだすべく、頭脳を駆使した心理戦をしかけていった。
流れるような長髪の美少女、宇佐美 ハル。
彼女こそが、京介の忌まわしき少年時代を、ともに戦ってくれた“勇者”だった。


十年ぶりの再会――
いま、命をかけた純愛ドラマの幕が上がる――


評価点: 85点
概要:
シナリオ重視な構成。普通のADV。ゲーム的要素皆無。
意外に意外な要素を重ねてくるし、話のテンポもいいので飽きがないですね。
ラストは皆さんも評価してますが、私も感動してしまいました。
私は「車輪の国」シリーズをやってないので、十分楽しめましたです。


−−− レビューここから(ネタバレ軽く含む) −−−
見えないように白文字にしています。反転させて表示させてください。
「車輪の国」シリーズでシナリオを書いている「るーすぼーい」氏が担当している。
残念ながら「車輪の国」シリーズは未プレイなので評価出来ないんですが
この作者は「裏をかくシナリオ」を多く書いているようですね。
疑心暗鬼になっている人は、素直な気分でプレイすれば楽しめると思います(笑


攻略可能キャラクターは4人。時田ユキは攻略不能
バットエンドはメインヒロインを除いて各キャラクタに1つあります。
物語は第1章〜第5章まで、第1章は導入編で第2章から
各キャラクター毎に話が進んでいきます。


殆ど選択肢がなく、ひたすら話を読み進めていくだけの ADV となっている。
軽く寄り道すれば各サブキャラのシナリオに突入します。
ただ、物語のテンポが非常に良いので飽きなくプレイができました。
プレイ時間的には 30時間 程度かな。


キャラクターとして際立っていたのが「浅井 権三」ですね。
悪キャラとして徹底しており、極道キャラですが頭が非常に切れる人。
変にヌるいシーンがあったら白けてしまっていたが、そんな場面はなく
行動原理が常に「利益」を貫いているのは評価できますね。
ハルが「利害関係が一致している間は強い味方」と表現したのは頷けます。


全話を通して「家族愛」が強調されています。
美輪椿姫のキャラを除けば、何かしら複雑な家庭環境が存在します。


音楽については、クラシック元にアレンジを加えたものが多い。
新規で作曲をしていないからか、収録曲は非常に多い。
でも曲とシーンがなかなか合致していて、聞いてて気持ちいいですね。


第5章のラストは本当に感動ものでした。
あれが手前で終わっていたら、私の中では「まぁよかった」程度でしたが
まさか、あんな展開を用意しているとは予想していませんでした。ヤラレタ。


残念な点は、結局のところ主人公の「頭痛」は何だったのだろうかと。
魔王との切り替わりに使われる描写で、自分が「魔王」と見せているシーンが多数存在する。
後半では、自分が寝ているのに扉を開けたような描写まであるんですが。。。
このあたりの説明がないですよねぇ。


また、私的にはハルシナリオにもバットあってもいいんじゃない?とか
思っていましたが、無いっぽいので残念。


シナリオ重視なので仕方ないかもしれないですが、私はゲーム性も
求めたりするので減点ポイントかな。
他のコンシューマやっとけ、ってことかもですが無論やってますお
オーバーロード、面白いですね。闇ピクミン?(ぁ


シナリオ ◎ ゲームシステム ○ 音楽 ◎ ゲーム性 ×


売りが「頭脳を駆使した心理戦」だったりもするので
読み合いが好きな人にはオススメかな。
メインヒロインの「宇佐美ハル」シナリオは良かったです。


長文・乱文、失礼しました。
こんな内容で参考になればと思います。